大家業は、サラリーマンとしての不労所得の代名詞にもなっていましたが、どんな事業でもそうですが、ちゃんとした経営をできるまで、自分を高める必要がある。
私は、築18年のレオパレス物件を購入し、満室状態から3か月後に1戸しか入居者がいない状況下になってしまいましたが、その状態を受け入れ、立て直すしか他はなかったのです。私は、まず、レオパレスをまねるところから実践しました。レオパレスがなぜ、通常よりも高い家賃で貸すことができていたのか。
それは、会員制のサブスクリプションモデルで、備え付けの家具、家電付き、敷金・礼金無料を当時からもやっていたところだと思います。私は、まず、家具・家電を備えることを考えました。当時、ネットで探してたどり着いたところが、家具、家電付きのリースや中古品の販売までやっていたリース会社「アムスなんでもリース」でした。
15年経った今は、ネットで家具家電リースと検索すると、いくつものサイトがでてきますが、その当時単身者向けのリースサイトはここぐらいだったかと思います。当時から、新品リースを行っていて、3年リースにすると月に2000円~3000円で冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テレビ等が借りれたと思います。また、リース終了後も安く買取ができ、故障対応もついていたので、これを利用することにより、家賃を下げずに賃料設定をして、管理会社に「エイブル」に駆け込みました。
エイブルは当時からサラリーマン大家にとっては、リーシングから管理まで幅広くやっていて信頼できるところだったと思います。まあ、店長さんによって、がらりとスタイルが変わることも多々ありましたが。。。家具家電リースが功を奏したか、エイブルの店長さんや担当者さんのおかげで、それから、6か月程度で、満室にすることができました。
家具家電リースだけではなく、エイブルに来た入居者希望者にこの物件の特典や周辺情報を書いたチラシを渡してもらったり、内見されたときに、そのチラシやウェルカムボードなどの設置やモデルルームまがいのこともやって、ありとあらゆるを考えてやり抜いた結果、満室を勝ち取ることができたと思います。その当時、イケアが近くにできたので、イケアに行って、おしゃれで安い家具を購入して、設置したことを思い出しました。
当時から、ここまで、やるオーナーはいませんよとエイブルの店長や担当者にも褒められたことを思い出しました。