15年前に自宅の購入と同時にアパート1棟を購入し、不動産投資を始めたのですが、その物語を書きたいと思っています。
当時はサラリーマン大家が少なく、金融機関もアパートローンを出していない時だった。不動産投資サイトも限定的で、大手の不動産会社からのサラリーマン向け営業はほぼ皆無な状況だったと思う。
自分の家を注文住宅で構想を練っているときに、一方では、購入できそうなアパートを探していた。ネットでは「不動産連合隊」「クリスティ」「建美家」などの不動産投資・収益物件の情報サイトが立ち上がっていて、このサイト経由で野村不動産の仲介で購入した。
当時の私は、不動産関係の知識が乏しく、ましてや不動産関係の人たちとの関係性も皆無の状況でしたので、ネットの情報くらいしか頼るものがなかったと思います。購入した物件は以下の通りです。
場所 | 神奈川県横須賀市 |
物件内容 | 築18年、単身者用ワンルーム×10戸、1戸当たり18㎡、3点ユニットバス、ミニキッチン、徒歩25分 |
購入金額 | 3,500万円(3,600万円からの指値) |
レントロール | 6万円/戸、720万円/年、表面利回り20%強 |
今のご時世では考えられないくらいの利回りで、表面的には投資物件としては申し分ないものだと思って購入しましたが、そこからが地獄の始まりでした。