まずは、ポイントとして、不動産を売る側と買う側には、情報の格差の問題がある。弁護士とクライアント、医者と患者など、専門家とそうでない人との間には、計り知れない溝(情報量・質の格差)があり、その溝を利用して悪徳な業者も存在する。
消費者側は情報の弱者なのだ。
住宅メーカーや不動産仲介業者など、住宅を売る側は、不動産に関する豊富な知識のバックボーンの元、売りたいという意識や営業のノルマなどにより、巧みなセールストークを浴びせて成約に結びつくように攻め込んでくる。
悪徳な営業にならないように宅建業法などの法律が縛っているところもあるが、法律ギリギリのところで、営業をかけているところもあるのが実態だと思う。
それに対抗するには、消費者側である我々が本当に正しい知識を身につけるか、信頼できる良きアドバイザーに相談するしかないと思う。