「7つの習慣」の「第3の習慣」を参考に役割を定義して、目標設定をしていく。
今後のライフプランを策定していく上で、先に述べたミッション・ステートメントを思い出しながら、自分の役割を定義して、それぞれの目標を設定していく。そこで、重要なのが、自分の活動を4つの領域に分けて考えることが必要だ。
「7つの習慣」でも出てくるが、人間活動は以下の4つの領域に分けられる。この第二領域を増やしていくことが人生には重要で、こちらがライフプランのベースとなる。
第一領域(緊急で重要なこと) ・締め切りのある仕事 ・病気や災害 ・緊急な障害対応 |
第二領域(緊急でないが重要なこと) ・資産作り ・自己啓発・健康維持 ・人間関係作り |
第三領域(緊急だが重要でないこと) ・重要でないメールへの返信 ・日々の会議、電話、レボート ・重要ではない来客対応 |
第四領域(緊急でも重要でもないこと) ・テレビやネット視聴 ・ゲームや携帯電話 ・友達とたわいもない話 |
それから、役割を定義し、先の第二領域を踏まえて、今後の目標を立てていく。以下に私が立てた役割と目標を記載したが、これらを作るときに「マインドマップ」などのツールを使うとより、明確にできると思う
- 自分の成長 ➡ ・資産作り ・資格取得 ・セミナー参加 ・運動 ・健康食品
- 家庭 ➡ ・両親の介護支援 ・子供の教育支援 ・妻へのサポート
- 仕事 ➡ ・市場分析、マーケティングの仕組み作り、コンテンツ開発
- 地域 ➡ ・PTA活動 ・地域スポーツクラブ運営 ・ボランティア活動
- 趣味・余暇 ➡ ・コロナ禍後の旅行計画、キャンピングカー購入
これらの目標には時間軸と数値的な観点も入れて、より具体化して、スケジューリングしていく。例えば、「5年後に金融資産を年利4%の運用で、1000万円までもっていく」、「今年9月は、FP2級の資格取得、来年9月にFP1級取得」等々。
ここまで、できれば、その目標と現在のギャップをどう埋めていくか、手段も考え、ライフプラン表にプロットしていく。ここをお手伝いできるのが、ライフプランナーということだと思います。