マイホームを注文住宅で建てたい人は、自分に合った生活空間を作るために、より具体的に理想の家をイメージして構想した方がよい。なぜなら、予算はあるものの、注文住宅は間取りやそれぞれの部屋・空間をある程度、自分の思い通りに設計できるからだ。一生住む家を快適に過ごすために、できれば、老後の生活も考えたものを作った方がいいと思う。
私は、工務店や建設会社を回っているうちに、以下の自宅構想を作成した。
- 広々とした開放感ある空間をイメージ
- リビングからつながるウッドデッキ
- リビング、ダイニング、和室は天井高(260cm以上)
- リビング階段はケヌキか3段ぐらい手すりを見せる
- 和室は30cm~40cm高く収納可能、壁・扉を設けない(市販のものでもOK)
- 2階から屋根裏への階段もケヌキで吹き抜けにする(あるいは、階段の天井との接合部分を少しあけ、吹き抜けにする)
- 収納を多く(造りつけ)
- 玄関横土間収納(下駄箱、コートかけ、ベビーカー、キャンプ道具、スノボー板、スキューバ機材)
- 階段下土間収納(基礎から収納)、リビング側の階段下も収納
- 洗面室に床下収納、
- 2階の寝室の納戸に手持ちの箪笥、ワードローブを置く
- 屋根裏にも収納棚
- 脱衣所の家族用にかごが置ける棚
- 1枚板で机をダイニング壁に設置(パソコン用)、寝室の書斎に設置
- 冬、夏でも快適に過ごせる(高気密・高断熱C値0.5以下目標)
- 外断熱あるいは、内断熱でもウレタン吹きつけ工法など、高気密・高断熱の工法で
- 床暖房は、初期投資及びランニングコストを考え、できれば、スラブヒーター(基礎パッキン)や蓄熱式暖房器具類、できなければ、電気床暖房(LD)
- オール電化仕様(ガスは引かず、電気温水器orエコキュート)
- エアコンはLDの1台を購入
- キッチンはセミオープンで吊り戸棚なし、手持ちの食器棚をテーブル側に置き、カップボード(190cmぐらい)をキッチンに置く
- IHヒーター、ビルトインの食洗機(高ければ、後で購入、排水口のみ工事)
- キッチン、風呂場、洗面所(洗濯機)の動線(水周りは近く配置)
- 2階にもトイレと小さくても洗面台(場合によっては自分で洗面器・鏡を買ってきてコストを抑える)
- 防音室(楽器演奏用)兼シアタールーム(屋根裏部屋利用)
- 床に防音カーペット等を設置
- ゴミ処理の工夫(勝手口を付ける)
- 駐車場(1台)、駐輪場(最大4台)のスペースの確保
- 価格は本体工事、附帯工事、諸費用全て込みで2000万円未満を希望(外構費、地盤改良は含まず)