私のマイホーム購入の体験記をご紹介したいと思う。
20年ほど前結婚してからは賃貸住宅、社宅と移り住み、15年前に土地から購入し、生協経由で注文住宅を建てた。賃貸に住んでいる間から、分譲マンション、土地、建売住宅、住宅ハウジングセンターなど、ある程度、業者を回って知識など得ていたが、実際に土地から購入し、注文住宅を建てるには、かなりの知識がないと厳しいと判断し、生協に頼んだ。
これが、今思うと、大正解であった。なぜなら、前述の情報の格差があるため、素人では到底無理ということだ。
土地を購入するにしても、土地には1物5価といって、5つも土地の値段があり、どう価格を判断したらいいか素人では判断しづらい点にある。今では自宅を土地から購入し1棟、賃貸物件を土地から2棟建てた経験や、賃貸物件の売却を２棟行った経験から、土地の査定はある程度できるが、素人では、なかなか、できない。
建物も同様、建売や注文住宅でも違いがあれば、様々な工法があり、特に戸建ては1件1件同じ家が無いように、家屋の値段というものは千差万別です。海外は別だが、日本の家は、20年でほぼ価値がなくなり、30年で建て替えといわれている。一方、昔ながらの無垢の木を使った日本家屋では、100年以上持つといわれていたり、これまた、素人では理解できない。
ある程度勉強しただけでは、本当にいい家に住むことができないと考え、消費者保護の仲介的な存在の生協に家の建設を頼んだのだ。ただ、土地は自分で探し、たまたま、いい不動産屋との出会いがあったので、資産価値のある良い土地を購入できた。