母を連れて、警察署に運転免許証の返納をして、その足で市の免許証返納に際しバス利用券かタクシー利用券を提供してくれる申請をしてきた。
母本人にとっては、田舎なので、免許証を奪われるのは自分の足を奪われることに値するので、断腸の思いがあったかと思います。本人は「80歳にもなってよくここまで乗ってこれたことをうれしく思っている」と市の職員に話をしていましたが、本当にさみしそうでした。
今でもなかなか歩くのが厳しい状況であるので、バス利用券よりタクシー利用券がいいということで、タクシー利用券をもらった。有効期間は1年で、500円券が10枚で1回利用ごとに1枚という制約がついていた。
タクシー利用券は実家は、高齢者向けのコミュニティーバスも通ってないところなので、非常に助かるが、実家の周辺では高齢化が進み、運転する人もずいぶん減っていて、自主返納は警察署、各自治体が積極的に取り組んで事故防止の観点でも喜ばしいことであるが、田舎では周辺のスーパーへも車がないと不便であるので、田舎でのモビリティのあり方について、深く考えさせられた。